☆一年に一度の日☆

バイトを終えて帰宅する前に、ツタヤに行きました。
今日借りたのはダニス・タノヴィッチ監督の『ノー・マンズ・ランド』という映画。
2001年のカンヌ国際映画祭脚本賞を、2002年にはアカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画だから、知っている人はけっこう多いかな?!
一言で言えば、ボスニア紛争の話です。
ノー・マンズ・ランド」とは、ボスニアセルビアの中間地帯のことで、そこに取り残されたボスニア軍兵士チキとセルビア軍兵士ニノが中心人物になります。
戦争に巻き込まれ互いを憎みあいながらも、一体何故争っているのか分からずにいる二人の間に幾たびか心を通わせる瞬間が訪れるます。
この二人の心の動きがとても人間くさくて、みていて切なくなりました。
最後のメッセージも考えさせられるところが多いし。
この映画をみた他の人はどう感じるかわからないけれど、私はみて良かったと思います。


なぜこの映画を真夜中に(というより朝方)にみたのかというと、今日の授業で扱う作品だったからです。
先日の日記にも書いたけれど、今年は教職関連で「戦争」をテーマにした授業を履修しています。
中学、高校時代も勉強したはずなのに、「ボスニア紛争」について知っていることはごくわずかだということに今更気付きました。
この授業は、映画を通して戦争の描かれ方を議論するから一つの作品について深く考えられるし、戦争に関して自分の知らなかったことをたくさん吸収できるので、充実感が得られます。
過去の事実をきちんと知ることってやっぱり大切だなぁ。


授業後、群馬に帰省しました!!
お母さんの手料理、やっぱりおいしいー♪♪